【釣行記】TOKYOトラウトカントリーは釣れない?雨の奥多摩で大苦戦も、最高の癒やしだった話

TROUT FISHING
遊山メンバー 遊山メンバー
都内から電車で行ける管理釣り場を探していたら、「TOKYOトラウトカントリー」という場所を見つけました!大自然の中で釣りができそうなんですが、ネットで調べると「釣れない」っていう口コミもあって……。実際のところ、どうなんですか?
ユウ ユウ
おっ、TOKYOトラウトカントリーですね!実は僕も先週末、2回目の訪問をしてきたばかりなんです。環境に合わせたルアー選びとポイントの見極めができればしっかり釣れる素晴らしい場所ですよ!……と言いたいところなんですが、今回はまさかの「珍客」が登場して大苦戦してしまいました(笑)。奥多摩の大自然と、リアルな僕の釣行記をお届けしますね!

梅雨真っ只中の6月。
朝からシトシトと雨が降る中、新宿駅から約2時間電車に揺られ、奥多摩の大自然を目指しました。

今回足を運んだのは、都内でありながら本格的な自然渓流を楽しめる管理釣り場「TOKYOトラウトカントリー」です。
自然の川をそのまま利用したロケーションは、日々の仕事の疲れを癒やすのに最高の環境。しかし、ネットで検索すると「釣れない」「難しい」といった声もチラホラ見かけます。

果たして本当に釣れないのか?雨の日のコンディションはどうなのか?
僕自身の悔しい失敗談(と、まさかのハプニング)も交えながら、アクセス方法から次へのヒントまで、リアルな釣行記をお届けします!

【基本情報】TOKYOトラウトカントリーの概要

まずは、今回訪れたTOKYOトラウトカントリーの基本情報をサクッとご紹介しておきます。都内から電車とバスで気軽にアクセスできるのが本当にありがたいポイントです。山奥へ長時間車を走らせなくても、リュック一つで本格的な渓流の空気を味わえるのは、都内アングラーにとって非常に魅力的ですよね。

  • 場所:東京都西多摩郡奥多摩町日原
  • アクセス:JR青梅線「奥多摩駅」から西東京バスで約15分、「大沢」バス停下車すぐ
  • 特徴:自然の渓流(日原川)を利用したエリア。ポンド(池)とは違う本格的な流れを楽しめる。美味しい食事が食べられる「食彩キッチン メイフライ」が併設。

それでは、ここから実際の釣行の様子を振り返ってみましょう!

1. 電車とバスでのんびり奥多摩へ!アクセスと道中のポイント

都内を出発する時はどんよりとした雨空でしたが、奥多摩駅に到着すると奇跡的に雨は上がっていました。電車を降りた瞬間、肺いっぱいに広がる雨上がりの土と木々の匂い。ひんやりとした山の空気を吸い込むだけで、日々のストレスが抜け落ちて非日常のスイッチが入ります。

奥多摩駅の外観
レトロで雰囲気のある奥多摩駅。ここから大自然の入り口です

改札を出てすぐ右側に、目的のバス乗り場があります。
バスが来るまで20分ほど時間があったので、駅周辺を軽く散歩してみました。大手のコンビニはありませんが、近くに「タイムズマート」というローカルなコンビニを発見!ここで水や軽い食料を調達しておきました。自然の中に入る前の、このちょっとした買い出しの時間も遠足みたいで楽しいんですよね。

バスの時刻の5分前になったら、バス停にスタンバイします。
行き先は「東日原行き」または「日原鍾乳洞行き」に乗車してください。

奥多摩駅のバス停
バスの待ち時間は非日常へのカウントダウン。どんな魚に出会えるかワクワクする瞬間です

奥多摩エリアのバスは本数が限られているため、事前に時刻表を調べてから向かうのが安心です。乗り遅れると次のバスまでかなり時間が空いてしまうので、5分前行動が鉄則ですよ。(※時刻は時期によって変動するため、必ずご自身でも最新情報を確認してくださいね!)

奥多摩発のバス時刻表
のんびり揺られること約15分、「大沢」のバス停を目指します

2. いざ入渓!ウェーダー必須のエリアを釣り歩く

大沢のバス停で下車すると、すぐ先にTOKYOトラウトカントリーの入り口が見えてきます。この日は朝8時30分ごろに到着。葉っぱから落ちる雫の音を聞きながら、のんびりとタックルの準備を開始しました。

TOKYOトラウトカントリーの入り口
看板が見えた瞬間のワクワク感は、何度来てもたまりません

釣り場のエリアマップはこんな感じです。
管理釣り場なのでスニーカーでも遊べる場所はありますが、ここは自然の川。整備されたポンド(池)とは違い、ウェーダーを履いて冷たい水の中に立ち込み、自分の足でポイントを探していく冒険感が味わえます。
全エリア(特に上流)を攻略するならウェーダーは必須です。僕ももちろん、気合を入れてウェーダーを履いて川へ下りました。

TOKYOトラウトカントリーのエリアマップ
下流から上流へ、自然の川を釣り上がる本格的なスタイルが楽しめます(参照:TOKYOトラウトカントリー様)

川に一歩足を踏み入れると、ウェーダー越しに山の水のキリッとした冷たさがジワリと伝わってきて、「さぁ、釣るぞ」と気合が入ります。

今回は下流から上流に向かって釣り歩く作戦です。
まずは下流の「リッチゾーン」からスタート。境界線には黄色のロープが張られていて分かりやすいです。

下流のリッチゾーンの風景
この日は雨の影響で比較的流れが強く、水圧に負けないルアー操作が求められました

流れがゆるい「キワ」のポイントにしつこくキャストを繰り返しましたが、魚の反応はなし……。魚影も薄かったため、見切りをつけて「メインストリーム」へ移動します。

メインストリームは流れも落ち着いていて、いかにも魚が溜まりそうな雰囲気。おそらくここが一番釣れるエリアだと思います。

メインストリームの風景
いかにも魚が潜んでいそうな深みや岩陰が多く、攻めがいのあるポイントです

少しずつ雨が降り出してきたので、薄暗い水中で目立つ「チャート系(蛍光色)」のルアーを投げてアピールしまくりました。
しかし、無情にも僕の竿は曲がりません。
……ところが!すぐ横で同じようにチャート系のルアーを投げていた相方のナオは、見事に1匹釣り上げているじゃありませんか!

ナオが見事に釣り上げた綺麗なニジマス
隣でこれを釣り上げられた時の悔しさと焦りといったら……!綺麗なニジマスでした

自分が釣れない横で相方に釣られると、ものすごく嬉しい反面、正直めちゃくちゃ焦るんですよね(笑)。気を取り直して、さらに上流の「テクニカルゾーン」「エキスパートゾーン」へと進みます。

上流エリアの風景
大きな岩を越えて進むアドベンチャー感。上流に行く際は足元に十分気をつけてくださいね

上流エリアでもキワを丁寧に探りましたが、やはり僕には釣れず……。途中に倒木があって「これ以上は進めないかな」と思ったのですが、後で管理人さんに聞いたところ、さらに奥の黄色いロープが張られている限界点まで行けるそうです。次は絶対にそこまで探ってみたいと思います。

3. まさかの珍客登場!?絶望と癒やしの休憩タイム

雨で魚影も確認しづらく、気づけば開始から3時間。ウェーダーを着ていても、降り続く雨で少しずつ体が冷えてきたので、一旦休憩することにしました。

TOKYOトラウトカントリーには「食彩キッチン メイフライ」という素敵なレストランが併設されています。ここの手作りスペアリブやピザは絶品なんですが、この日は午後から大雨予報で時間がなかったため、持ってきた軽食だけで済ませました。

休憩所の様子
天候が悪かったおかげで貸し切り状態。屋根のあるベンチで荷物を置いて、ゆっくりと雨宿りができました

冷えた体に屋根のある休憩所のありがたさが染み渡ります。温かい飲み物を飲んで少し休んでから、「残り1時間、なんとか意地の1匹を釣って帰るぞ!」と気合を入れて川に戻った時のことです。
川の中に、見慣れない黒い影がスィーっと動いていました。

……そうです。管理釣り場における最悪の珍客、「川鵜(カワウ)」の登場です。

川に現れた川鵜(カワウ)
川魚を丸呑みにしてしまう川鵜。彼らが現れると、魚たちは恐怖で岩の奥に隠れてしまいます

釣り場の方も日々対策をされていますが、自然豊かな山の中ゆえに、年に1回くらいはどうしても飛んできてしまうらしく、僕は見事にその「超レアな日」に当たってしまったのです。
川鵜が来た後の川は、魚の警戒心がレベルMAXになり、岩の奥底に隠れてしまうため釣るのは本当に困難になります。最後まで諦めずにキャストを続けましたが、無念のタイムアップ。僕はこの日、ノーフィッシュ(0匹)で終わってしまいました。(相方のナオは午前にしっかり2匹釣っていました……すごい!)

管理人さんからいただいた次へのヒント

帰りがけに管理人さんと少しお話をさせていただいたのですが、とても親切にアドバイスをいただきました。
その日の川の状況や水量によっては、僕が使っていたミノーだけでなく「スピナー」なんかも相性が良いことがあるというヒントをいただいたんです。

確かに、この日は雨で流れも強かったので、少し重めのスピナーなどで流れに負けないようにアピールするのも一つの手だったのかもしれません。具体的な正解は毎日変わるからこそ、釣りの奥は深いですよね。
自分の引き出し(ルアーの種類や対応力)がまだまだ少なかったことを痛感したので、次回はしっかり準備して、状況に合わせて臨機応変に挑みたいと思います!

4. 雨に冷えた体を癒やす!帰りのバスと「もえぎの湯」

14時ごろ、予報通り雨が強くなってきたので撤収することに。
入り口すぐ近くの「大沢」バス停から、奥多摩駅へ戻ります。

大沢バス停の様子
帰りもバスの本数が少ないので、終了時間から逆算して行動しましょう
大沢発のバス時刻表
雨の中でバスを待つ時間も、釣り旅行の風情があっていいものです

無事に奥多摩駅に到着!
雨に打たれて体が芯まで冷え切っていたので、駅から徒歩10分ほどの場所にある温泉「もえぎの湯」へ立ち寄りました。

冷え切ってガチガチになった体に、温泉の温かいお湯がジンジンと染み渡ります。露天風呂にゆっくりと浸かって山の緑を眺めていると、全身の力が抜けて、釣れなかった悔しさも温泉のお湯と一緒にスッと流れていく気がしました。

まとめ:釣れなくても最高に癒やされる奥多摩の大自然

TOKYOトラウトカントリーへの釣行記をお届けしました。

正直、1匹も釣れなかった悔しさは残りましたが、大自然に囲まれた川の音を聞きながらルアーを投げているだけで、心はすっかりデトックスされていました。
「釣る」ことだけが目的ではなく、この自然の空間を味わうことこそが、釣りという遊びの本当の魅力なんだなと改めて実感した1日でした。

梅雨が明けたら、次こそはしっかり準備を整えてリベンジに行きたいと思います!

【ユウの編集後記】
隣でナオに釣られた時のあの「焦り」と「悔しさ」、釣り人なら分かってくれますよね(笑)。川鵜が泳いできた時は「あ、今日の言い訳ができたぞ」と少しホッとした自分が情けないです。でも、冷え切った体に染み渡る「もえぎの湯」の露天風呂が本当に最高すぎて、全部ひっくるめて「良い休日だったな」と思えました。皆さんも奥多摩へ行った際は、ぜひ温泉セットを忘れずに!
この記事を書いた人
ユウ

現在、渓流釣りに熱中しており、源流での釣行記や渓流釣り初心者~中級者に向けた記事をメインに発信中!平日はコンクリートジャングル、休日はアウトドアメインという生活を送っています。

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