チェイスとは?渓流釣りで魚が追うのに釣れない(見切られる)3つの理由と食わせるコツ

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遊山メンバー 遊山メンバー
最近YouTubeの渓流釣り動画を見ていると、「おっ、チェイスしてきた!」「チェイスはあるんだけどなぁ〜」という言葉をよく聞きます。魚がルアーを追ってくることだと思うんですが、追ってくるのになぜ釣れないんでしょうか?
ユウ ユウ
渓流ルアー釣りをしていると、毎日ぶつかる最大の壁ですよね!澄んだ水の中で魚がルアーの後ろを猛スピードで追いかけてくるあの光景は、心臓が飛び出るくらい興奮します。でも、足元まで来てクルッとUターンして帰っていく時の悔しさといったら……(笑)。今日は、チェイスの基本と、あと一歩で食わない魚の心理についてお話ししますね!

澄み切った冷たい渓流の水の中。
自分が投げたルアーの後ろに、黒い影がサッと現れ、体をギラッと翻しながら猛スピードで追いかけてくる。

渓流ルアーフィッシングをやっていて、最高にアドレナリンが出る瞬間です。
しかし、そのままガブッと食いついてくれればハッピーなのですが、多くの場合、魚はルアーの数センチ後ろをピタリと尾行したまま、足元でスッと元の岩陰へ帰っていってしまいます。

「えっ、なんで!? 今絶対食べる気満々だったじゃん!」と、川の中で思わず声が出てしまうあの悔しさ。僕も数え切れないほど経験してきました。

この記事では、渓流用語である「チェイス」の意味と、魚がルアーを追ってくるのに食わない(見切られる)理由、そしてあと一歩で食わせるためのちょっとした工夫を、僕の失敗談も交えながら分かりやすくお伝えします。

ルアーを追ってくるトラウトのイメージ
ルアーの後ろをピタリと追尾してくる黒い影。この瞬間のドキドキは渓流ルアー最大の魅力です

1. 渓流ルアーの醍醐味「チェイス」とは?

「チェイス(Chase)」とは、文字通り魚がルアー(疑似餌)に興味を持ち、後ろから追いかけてくることを指します。

渓流釣りは水がとても綺麗なので、ルアーを巻いていると、岩の陰から魚が飛び出してくる一部始終が丸見えになります。
たとえ針に掛からなくても、魚が反応して追いかけてきてくれるだけで「ここに魚がいた!」「自分のルアーの動かし方に反応した!」という答え合わせになるので、チェイスを見るだけでも本当に楽しい気分になりますよね。

初心者のうちは、「チェイスがあった=ルアーを投げる場所と動かし方は間違っていなかった」とポジティブに捉えて、大いに喜んでください!

2. 魚がルアーを追うのに「食わない」3つの理由

では、なぜ魚はルアーをギリギリまで追いかけておきながら、途中で諦めてしまうのでしょうか?その理由は主に3つあります。

  • ① 動きが単調で「偽物」だとバレた(見切られた)
    ずっと同じスピードで巻いていると、最初は「エサかな?」と思って追ってきた魚も、途中で「あれ?なんか生き物っぽくないぞ」と見切ってしまいます。
  • ② 追いかけるスペース(距離)がなくなった
    川の浅瀬やアングラーの足元など、これ以上追いかけると自分が危険だと判断した場所で、魚はUターンします。
  • ③ アングラーの姿や足音に気づいて警戒した
    ルアーに夢中になっていた魚が、足元に立つ人間の大きな姿や影に気づいて「ハッ」と我に返り、逃げてしまうパターンです。
ルアーの直前でUターンする渓流魚
足元まで来て「クルッ」と反転する魚。見切られた瞬間の悔しさはアングラーあるあるです

3. ルアーの「カラー」や「大きさ」が決定打になる?

ここで、「チェイスはするのに食わない時、ルアーの色や大きさを変えれば食うようになるの?」という疑問が湧くと思います。僕も初心者の頃、ものすごく悩みました。

結論から言うと、ルアーのサイズやカラーの変更は、最後の決定打として有効です!

チェイスのみで食わない時の対策 期待できる効果
ルアーのサイズを小さくする 「これなら一口で食べられる」と魚に安心感を与えて口を使わせる
カラーを地味な色に変える 派手な色で警戒した魚に対し、自然な色(虫や小魚)で油断させる
カラーを派手な色に変える 逆に、怒りや反射的な攻撃スイッチを入れて無理やり食わせる
チェイスがあった魚はそこに居着いているので、ルアーを変えて再挑戦する価値は十分にあります

魚が「エサだ!」と思って追ってきたものの、近づいてみたら「なんかデカすぎるな……」「色が不自然だな……」と違和感を覚えてUターンすることはよくあります。
そんな時は、ルアーのサイズを50mmから40mmへ小さくしてみたり、ギラギラしたシルバーから川底に馴染む黒っぽいカラーに変えてみると、あっさりと食いついてくれることがあります。その日の正解のルアーを見つけましょう!

様々なサイズやカラーの渓流ルアーが入ったボックス
カラーやサイズを変える「ルアーローテーション」がハマった時の快感はたまりません

4. チェイスした魚に「口を使わせる」実践テクニック

ルアーを変える以外にも、ロッドの動かし方一つで食わせる(口を使わせる)テクニックがあります。
それは、追ってきた魚の前で「一瞬だけ逃げるような動き」を入れることです。

自然界の小魚は、後ろから大きな魚に追われると、パニックになって「ピュッ!」とスピードを上げて逃げ惑いますよね。これをルアーで再現するんです。

チェイスが見えた時、初心者が一番やってしまう失敗が「お願い、食ってくれ!」と巻くスピードを無意識に遅くしてしまうことです。実はこれ、逆効果なんです。動きが遅くなると、魚は冷静にルアーを観察してしまい、完全に偽物だと見切られます。

追ってきたら、あえて巻くスピードを少し速くしたり、ロッドの先を「チョン!」と弾いてルアーを平打ち(ヒラリと光らせる動き)させたりしてみてください。

「あ、エサが逃げる!食べられちゃう!」と魚のスイッチが入り、思わずガブッと反射食いしてくれますよ。

ロッドをチョンと動かしてルアーを操作する手元
ルアーに命を吹き込むアクション(トゥイッチ)が、魚の捕食スイッチを入れます

まとめ:チェイスの悔しさを知れば、渓流釣りはもっと面白くなる

魚がルアーを追ってくる「チェイス」の理由と、食わせきれない時の対策についてお話ししました。

チェイスがあるということは、あなたが選んだポイントと、投げたルアーが間違っていないという素晴らしい証拠です。
あとは、ルアーのサイズやカラーを変えたり、動きに少しだけ変化をつけたりして、魚との「知恵比べ」を楽しむだけです。

次回の釣行でチェイスが見えたら、ぜひ「サイズダウン」や「一瞬のスピードアップ」を試して、美しい渓流魚を手にしてみてくださいね!

見事ルアーで釣り上げた美しい渓流魚
チェイスからの駆け引きを制して釣り上げた1匹は、サイズに関わらず最高の喜びをくれます
【ユウの編集後記】
初心者の頃、足元まで信じられないくらい大きなヤマメが追ってきたのに、僕がビックリして「ああっ!」と声を出したせいで逃げられたことがあります(笑)。あの時の「なぜ声を出してしまったんだ……」と今でも悔しいです。(笑) でも、魚と目が合うくらいの距離で駆け引きができるのは、水が綺麗な渓流釣りならではの特権ですよね。チェイスに一喜一憂しながら、自然との対話を楽しんでいきましょう!
次に読むべき記事:食わせの技術とルアー選び 3ステップ

チェイスの理由が分かったら、ルアーの動かし方やカラーの選び方を復習して釣果に繋げましょう!

この記事を書いた人
ユウ

現在、渓流釣りに熱中しており、源流での釣行記や渓流釣り初心者~中級者に向けた記事をメインに発信中!平日はコンクリートジャングル、休日はアウトドアメインという生活を送っています。

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