遊山メンバー
ユウ
夜はパチパチと燃える焚き火の音を聞きながら、大自然の星空を見上げる。
そして翌朝は、ひんやりとした川のせせらぎで目を覚まし、誰よりも早く朝マズメの渓流へルアーを撃ち込む。
渓流釣りとキャンプの組み合わせは、アウトドアの魅力をこれでもかと詰め込んだ最高の遊びです。
ただ、いざ「釣りキャンプに行こう!」と思っても、川が険しすぎてテントを張れなかったり、逆にキャンプ場が整備されすぎていてルアーを投げられるようなポイントが無かったりと、場所選びに悩むアングラーは少なくありません。
この記事では、普段は東京でコンクリートジャングルに揉まれている僕たち都市部のアングラーに向けて、「釣りもキャンプも、両方欲張りに楽しめる関東近郊のおすすめスポット」をご紹介します!
釣り×キャンプの醍醐味を味わえる!関東のおすすめスポット5選
今回は、ただ山奥の過酷な場所を紹介するのではなく、「初心者が安心して楽しめること」「釣りの満足感があること」を基準に、それぞれ違った魅力を持つ5つのロケーションを選んでみました。
① 氷川キャンプ場(東京・奥多摩)
まず最初にご紹介するのは、東京の奥多摩エリアにある「氷川キャンプ場」です。
ここの最大の武器は、なんといっても「JR奥多摩駅から徒歩5分」という圧倒的なアクセスの良さ。車を持っていなくても、電車にバックパックを揺られて大自然へアクセスできるのは本当に魅力的ですよね。
多摩川の本流沿いにテントを張れるため、拠点を作ったらそのまま川へ降りてロッドを振ることができます。
ただ、アクセスの良さとロケーションの美しさゆえに、夏の週末などはファミリーやグループで「激混み」になることは覚悟しておきましょう。釣りをメインにするなら、人が動き出す前の「早朝(朝マズメ)」に勝負をかけるのが鉄則です。
② 中津川村キャンプ場(埼玉・秩父)
「賑やかな場所より、もっと静かに大自然を感じたい」という方には、埼玉県の秩父エリアにある「中津川村キャンプ場」がおすすめです。
ここは山奥にあるため、いわゆるワイワイガヤガヤとした川遊び中心のファミリーキャンプ場とは少し毛色が違い、静かに過ごしたい経験者やソロキャンパーにとても愛されている場所です。そして何より、「山奥なのにトイレなどの水回りがとても清潔」という嬉しいポイントがあります。
さらに釣り人にとって見逃せないのが、近くに「中津川渓流釣り場(ルアー・フライ対応)」という管理釣り場があること。
「朝は本流沿いで大自然のワイルドな釣りに挑戦し、もしボウズ(釣れない)だったら、帰りに管理釣り場に寄って確実に魚を釣って帰る」という、初心者にとって安心すぎる2段構えの作戦が立てられるのです。
③ ナラ入沢渓流釣りキャンプ場(栃木・日光)
今回紹介する5つの中で、もっとも「釣り」を前提とした設計になっているのが、栃木県日光市にあるこのキャンプ場です。
名前の通り、渓流釣りが施設の目玉になっており、美しい自然の川をそのまま利用した釣り場で思う存分ルアーを投げることができます。
そして最高なのが、「自分で釣った魚を、スタッフさんが美味しく調理(塩焼き)してくれる」というサービスがあること!
自分で焚き火で焼くのも楽しいですが、火起こしや下処理に自信がない初心者にとっては、プロが焼いてくれた熱々の魚をビールと一緒に流し込めるのは天国ですよね。
※一つ注意点として、施設内にシャワーがない(現時点)ので、キャンプの帰りには近くの日光の温泉をリサーチしておくことをおすすめします。
④ はこだたみキャンプ場(群馬・神流町)
群馬県の神流町(かんなまち)にある、少しユニークなロケーションのキャンプ場です。
目の前を流れる神流川は、過去に「関東一の清流」に選ばれたこともあるほど水が美しく、ヤマメやイワナの渓流釣りはもちろん、鮎釣りでも非常に有名な川です。
水が透明すぎると魚の警戒心が高まるためルアーゲームとしては少し難易度が上がりますが、その美しいブルーの清流に立ち込むだけでも心が洗われます。
また、このキャンプ場はすぐ隣に「神流町恐竜センター」が併設されているというちょっと変わった立地。「昼間は渓流釣りをして、夕方は恐竜の化石を見る」という、少年の心を満たしてくれる不思議で楽しいキャンプが体験できます。
⑤ 青野原オートキャンプ場(神奈川・道志川)
最後は、関東のキャンパーなら誰もが知っている超有名スポット、神奈川県の道志川(どうしがわ)沿いにある青野原オートキャンプ場です。
知名度・人気度ともに抜群で、設備も整っているため、初心者が渓流キャンプデビューをするにはこれ以上ないほど安心できる場所です。
ただ、ルアーフィッシング専門のメディアとして正直にお話しすると、道志川のこのエリアは「ルアーよりもエサ釣りの方が圧倒的に有利」な環境です。
ルアーでガンガン釣果を上げるというよりは、「朝の清々しい空気の中で軽くロッドを振って、あとは川辺でコーヒーを飲みながらチルタイム(のんびりした時間)を満喫する」という、雰囲気重視の贅沢な使い方を強くおすすめします。
まとめ:釣果に縛られず、自然の空気を味わい尽くそう
関東近郊で釣りもキャンプも楽しめる、おすすめの5つのスポットをご紹介しました。
釣りキャンプの一番の魅力は、「釣らなきゃ!」というプレッシャーから解放されることです。
もし朝マズメに釣れなくても、テントに帰れば温かいコーヒーがあり、夜になれば焚き火の炎が待っています。釣れない日も無駄じゃないとお話しした通り、自然の中に身を置くこと自体が最高の癒しになります。
まずはアクセスの良い場所や、管理釣り場が併設されている安心な場所を選んで、ぜひ「渓流釣り×キャンプ」という底なし沼の楽しさを体験してみてくださいね!
初めて釣りキャンプをした時のこと、今でも鮮明に覚えています。朝、テントから這い出して、まだ誰もいない川へ向かってルアーを投げた時のあの静寂。鳥の鳴き声と川の音だけが響く中、少し冷たい風を頬に受けた瞬間に、「あ、俺、今めちゃくちゃ生きてるな」って感じたんですよね(笑)。都会の満員電車では絶対に味わえないあの感動、皆さんにもぜひ味わってほしいです!
場所が決まったら、次は何を食べるかの作戦会議!そして川に入る前のルールも再確認です。

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