【東京・八王子】北浅川の渓流釣りガイド|都心最寄りのヤマメ生息地と遊漁券まとめ

TROUT FISHING

陣馬山周辺を源流域とし、八王子市恩方地区を流れる「北浅川」。都心から最も近いヤマメの生息地として知られる川で、恩方漁業協同組合がヤマメ資源の増殖やニジマス放流、河川環境の管理に取り組んでいます。

北浅川は、山深い奥多摩の渓流とは少し性格が異なり、道路や集落に近い里川的な区間から、醍醐川・案下川へ続く小渓流まで変化するのが特徴です。

自然河川ではヤマメ・ニジマスを狙え、秋にはニジマスを対象としたキャッチ&リリース区間も設定されます。一方、関場より上流の醍醐川・案下川側は10月から全面禁漁になるため、区間によるルールの違いを理解しておくことが重要です。

この記事では、北浅川の特徴、2026年シーズンの解禁・遊漁券・放流、C&R区間、アクセス、北浅川恩方ます釣場まで、恩方漁業協同組合などの公式情報を中心に整理します。

YUZAN RIVER PROFILE

北浅川はこんな渓流

八王子・恩方地区を流れる都市近郊の渓流。高尾駅からバスでアクセスでき、ヤマメ・ニジマスを狙えますが、関場より上流と下流側では秋以降のルールが異なります。

🔰 初心者向け
△ 区間確認が必要
本流と源流支流でルールが違う
🥾 地形
里川〜小渓流
上流ほど川幅が狭くなる
📅 ヤマメ
4/5〜9/30
2026年は午前6時解禁
🚃 公共交通
○ 利用しやすい
高尾駅から陣馬高原下方面
🚗 車アクセス
△ 条件あり
自然河川は駐車場所確認
🚶 アプローチ
比較的しやすい
道路・バス停沿いの区間あり
🎣 フィールド
本流+源流支流
秋季C&R区間も設定
🐟 主な対象魚
ヤマメ・ニジマス
上流ではヤマメ増殖
⚠️ 注意点
関場より上流の醍醐川・案下川側は、10月1日から翌年のマス類解禁前まで魚種を問わず禁漁です。一方、北浅川本流側には10月〜12月のニジマスC&R区間があります。

北浅川の概要と渓相

項目内容
エリア東京都八王子市恩方地区
水系多摩川水系・浅川水系
主な源流醍醐川・案下川
管轄恩方漁業協同組合/内共第5号
主な対象魚ヤマメ・ニジマス
2026年解禁4月5日 午前6時
ヤマメ終漁9月30日
ニジマス12月31日まで ※関場より上流は9月30日まで
主な交通拠点JR・京王 高尾駅
管理釣り場北浅川恩方ます釣場
八王子市恩方地区を流れる北浅川の渓相イメージ
里川から小渓流へ表情を変える北浅川のイメージ
醍醐川と案下川が合流して北浅川へ

北浅川の上流部では、陣馬山周辺から流れる醍醐川と案下川が関場付近で合流し、そこから北浅川として恩方地区を流れていきます。

都心から近い一方、上流側へ進めば住宅地の川とは異なる自然河川らしい景観が残っています。

本流側は比較的開けた里川的な区間もありますが、醍醐川・案下川へ入ると川幅が狭くなり、堰堤や岩、小さな落ち込みなどを短いキャストで探る釣りへ変わっていきます。

ヤマメ資源の増殖に力を入れている

恩方漁協では、北浅川本流でニジマスの成魚放流を行う一方、醍醐川・案下川ではヤマメの成魚放流に加えて、発眼卵の埋設や稚魚放流による増殖にも取り組んでいます。

そのため北浅川は、単に成魚を放流するだけではなく、上流側でヤマメを育てていく資源管理も特徴のひとつになっています。

解禁・遊漁期間・遊漁券

2026年は4月5日午前6時に解禁

2026年シーズンの北浅川では、4月5日午前6時にニジマス・ヤマメ釣りが解禁されました。

魚種遊漁期間
ヤマメ解禁日〜9月30日
ニジマス解禁日〜12月31日 ※関場より上流は9月30日まで
カジカ5月1日〜12月31日 ※関場より上流は9月30日まで
ウグイ1月1日〜12月31日 ※関場より上流は9月30日まで
2026年の遊漁券
遊漁券料金
年券6,000円
日券1,500円
日券・現場売り1,800円
解禁日券4,000円
雑魚日券500円
全魚種年券9,000円 ※電子遊漁券のみ

通常の日券は解禁日翌日から利用でき、解禁日当日は専用の解禁日券が必要です。

77歳以上・障害者手帳を持つ人は半額、小学生以下は無料と案内されています。

「つりチケ」「FISH PASS」などの電子遊漁券にも対応しています。

サイズ制限・禁漁期間・基本ルール

12cm以下はリリース

恩方漁協では、12cm以下のヤマメ・ニジマスは採捕禁止としています。

釣れた場合は速やかに再放流してください。

また、12cmを超えるヤマメについても、親魚資源保護のため1日のキープは20尾以内です。

関場より上流は10月から全面禁漁

関場で北浅川本流から分かれる醍醐川・案下川側では、10月1日から翌年のマス類解禁前まで魚種を問わず禁漁となります。

ヤマメだけでなく、ニジマス・カジカ・ウグイなどを狙う目的でも釣りはできません。

醍醐川・案下川はヤマメの成魚・稚魚・発眼卵による増殖が行われる重要な上流域でもあります。

詳しい違いは、醍醐川の渓流釣りガイドと案下川の渓流釣りガイドで個別に解説しています。

秋のキャッチ&リリース区間

北浅川のキャッチアンドリリースをイメージした釣り
秋の北浅川ではニジマスを対象としたC&R区間が設定される

北浅川本流には、秋以降もニジマス釣りを楽しめるキャッチ&リリース区間が設定されています。

項目内容
期間10月1日〜12月31日
主な対象ニジマス
漁法ルアー・フライ・テンカラ
エサ釣りC&R指定区間では不可

C&R区間は、駒木野橋・黒沼田橋周辺に設置されるC&R区間看板の間を基準に確認してください。

河川内の境界は橋の名前だけで判断せず、実際のC&R看板と恩方漁協が公表する河川案内を優先しましょう。

また、関場より上流の醍醐川・案下川側は全面禁漁なので、秋のC&R制度と混同しないよう注意が必要です。

2026年の放流とヤマメ増殖

解禁日はニジマス6,000尾+大型50尾

2026年の解禁日には、北浅川本流側へニジマス成魚6,000尾が放流されました。

さらに50cm以上の大型ニジマス50尾も放流され、関場・狐塚・黒沼田・佐戸・大久保の順に放流が行われています。

ヤマメ600尾は醍醐川・案下川へ

解禁日のヤマメ成魚は600尾で、醍醐川の第3堰堤直下より上流と、案下川の第2堰堤直下より上流が放流区域として案内されています。

この600尾は公式資料で両河川をまとめて示した数量であり、それぞれの河川へ600尾ずつ放流されたという意味ではありません。

解禁後も、5月・6月にヤマメ各300尾を醍醐川・案下川へ放流し、7月にはニジマスとの混合でヤマメ200尾を放流する計画が示されています。

さらに、2025年11月にはヤマメ発眼卵15,000粒が埋設され、2025年5月には稚魚14,000尾が放流されています。

北浅川では、本流のニジマス成魚放流と、上流側のヤマメ増殖を組み合わせていることが大きな特徴です。

アクセス・自然河川での釣り方

高尾駅から陣馬高原下方面へ

公共交通で北浅川へ向かう場合の起点は、JR中央線・京王線の高尾駅です。

高尾駅北口1番のりばから、西東京バスの美32系統「陣馬高原下」行などを利用できます。

恩方漁協の河川案内では、大久保〜陣馬高原下の各バス停を北浅川方面へのアクセスとして案内しています。

ひとつの場所だけを目指すのではなく、関場・大久保方面など狙う区間を先に決めてバス停を選ぶと計画しやすくなります。

自然河川では短いポイントを丁寧に

北浅川は、上流へ進むにつれて川幅が狭くなり、大石、堰堤、小さな落ち込みなどが増えていきます。

ヤマメを狙うなら、

  • 大石の裏側にできる緩い流れ
  • 堰堤や小さな落ち込みの直下
  • 瀬から少し深くなる場所
  • 白泡の切れ目
  • 岸際のえぐれや影

などを細かく探るのが基本です。

道路から川が近く見える場所もありますが、私有地を横断したり、路肩へ無理に駐車したりしないよう注意してください。

北浅川恩方ます釣場

自然河川とは別に、恩方漁業協同組合が直営する「北浅川恩方ます釣場」があります。

自然河川の遊漁券とは別料金の管理釣り場で、エサ釣りとルアー・フライ釣りを楽しめます。

項目内容
住所東京都八王子市上恩方町1353
電話042-651-0869
4月〜10月8:00〜16:30/受付14:30まで
11月〜3月8:30〜16:00/受付14:00まで
エサ釣り4,500円/10尾まで
ルアー・フライ5,000円/10尾まで
魚超過1尾400円
駐車場無料
冬季定休日11月〜2月の水曜日 ※祝日除く

エサ釣りでは釣った魚をリリースできないなど、自然河川や秋のC&R区間とはルールが異なります。

初めて渓流釣りをする場合、まず管理された環境でキャストや魚の取り込みを経験し、その後自然河川へ挑戦する方法もあります。

エリアトラウトと自然河川の違いについては、エリアトラウトとネイティブトラウトの違いを解説した記事も参考にしてください。

北浅川で狙いたいヤマメのイメージ
北浅川で出会いたいヤマメのイメージ

よくある質問

Q. 北浅川では何が釣れますか?

A. 渓流釣りではヤマメ・ニジマスが主な対象です。ほかにカジカ・ウグイ・コイ・フナ・ウナギなども遊漁対象に含まれています。

Q. 北浅川のヤマメはいつ解禁ですか?

A. 2026年シーズンは4月5日午前6時に解禁され、ヤマメは9月30日までです。

Q. 10月以降も北浅川で釣れますか?

A. 北浅川本流ではニジマスを12月31日まで狙え、10月〜12月にはC&R区間も設定されます。一方、関場より上流の醍醐川・案下川側は10月から全面禁漁です。

Q. 12cmを超えたヤマメなら何尾でも持ち帰れますか?

A. いいえ。12cm以下は採捕禁止で、12cmを超えるヤマメについても1日のキープは20尾以内です。

Q. 初心者でも自然河川で釣れますか?

A. 公共交通を利用しやすい区間はありますが、自然河川なので岩場・増水・入退渓には注意が必要です。最初は短い区間から始めるか、北浅川恩方ます釣場で釣りに慣れてから自然河川へ挑戦する方法もあります。

Q. 遊漁券はどこで買えますか?

A. 恩方漁協の指定販売所のほか、「つりチケ」「FISH PASS」などの電子遊漁券を利用できます。解禁日だけは通常の日券ではなく専用の解禁日券が必要です。

【編集部メモ】
本記事の解禁日・遊漁期間・料金・放流・C&R区間など年度によって変わる情報は、2026年シーズンの公式情報をもとにしています。河川状況、放流、C&R区間、管理釣り場の営業内容などは変更される場合があるため、実際の釣行前には恩方漁業協同組合・西東京バス等の最新情報と現地表示をご確認ください。
あわせて読みたい
参考情報
  • 恩方漁業協同組合|2026年 北浅川解禁案内
  • 恩方漁業協同組合|2026年度 北浅川ニジマス・ヤマメ釣り河川案内
  • 恩方漁業協同組合|遊漁規則
  • 北浅川恩方ます釣場|料金・営業時間・施設案内
  • つりチケ|恩方漁協 釣り場案内・遊漁規則
  • FISH PASS|浅川(北浅川)恩方漁業協同組合
  • 西東京バス|高尾駅のりば案内
この記事を書いた人
ユウ

現在、渓流釣りに熱中しており、源流での釣行記や渓流釣り初心者~中級者に向けた記事をメインに発信中!平日はコンクリートジャングル、休日はアウトドアメインという生活を送っています。

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