遊山メンバー
ユウ
平日は都内のオフィスでパソコンと睨めっこし、ため息をつきながら満員電車で帰る日々。
「あー、週末はどこか自然の中で思いっきり深呼吸して、釣りがしたい!」
そんな都会で働くアングラーにとって、最高のオアシスとなるのが「エリアトラウト(管理釣り場でのマス釣り)」です。
遊山ではこれまで、自然の川を遡上する「ネイティブトラウト」の魅力をたくさんお伝えしてきましたが、山奥へ入るにはそれなりの装備と覚悟が必要になります。
一方のエリアトラウトは、リュック一つでふらっと出かけられ、安全な足場で、しかも確実に魚がたくさんいるという、初心者にとってまさに「楽園」のような場所。エリアとネイティブの違いでも触れましたが、この2つは似て非なる別ジャンルの遊びなんです。
この記事では、僕の実体験も交えながら、エリアトラウトが最高の気分転換になる理由と、初心者向けのルアー選びのコツを分かりやすくお伝えします。
1. 【比較表で解説】初心者必見!エリアトラウト(管理釣り場)とネイティブトラウトの違い
まずは、自然の川(ネイティブ)と管理釣り場(エリア)がどう違うのか、初心者が気になるポイントを比較してみましょう。
| 比較項目 | エリアトラウト(管理釣り場) | ネイティブトラウト(自然渓流) |
|---|---|---|
| 魚の量と釣りやすさ | 放流されているため魚影が濃く、釣れやすい | 自然繁殖のため1匹を釣るのが難しい |
| 必要な装備・荷物 | リュック一つでOK(スニーカー可の場所も) | ウェーダーや熊鈴など本格的な装備が必要 |
| 足場の安全性 | 整備されており、初心者や子供でも安心 | 滑る岩や急斜面が多く、注意が必要 |
| 釣りの目的 | 数釣り、ルアーの練習、癒やし、BBQ | 冒険感、景色、野生の1匹との出会い |
ネイティブトラウトは「1匹に出会うまでの過程(冒険)」を楽しむ側面が強いですが、エリアトラウトは魚がたくさんいるため「釣る感覚(魚がルアーに食いつくアタリや、針を掛けるフッキング)」を養うのに最適な練習場にもなります。僕もネイティブのオフシーズンには、よく感覚を忘れないようにエリアへ通って練習しています。
2. 【実体験】都会の疲れを癒やす!エリアトラウトを激推しする3つの理由
都内で働く人や、渓流釣りに憧れている初心者にエリアトラウトをおすすめしたい、リアルな理由をお話しします。
① 都内からすぐ行ける自然と、リュック一つの身軽さ
ネイティブトラウトに行くとなると、ウェーダーや専用のブーツなど大荷物になりがちですが、エリアトラウトならコンパクトなロッドと小さなルアーケースをリュックに詰めるだけでOKです。奥多摩や秋川渓谷など、都内から電車や車ですぐにアクセスできる場所に、大自然に囲まれた素晴らしい管理釣り場がたくさんあります。また、冬場にはプールを利用した手軽な釣り場もあり、選択肢が豊富なのも魅力ですね。
② 釣った魚をその場で焼いて食べられる!
管理釣り場の多くは、釣ったニジマスやヤマメをその場でさばいて、炭火で塩焼きにしてくれるサービス(またはBBQスペース)があります。自分で釣った魚を自然の中で食べる体験は、どんな高級レストランにも負けない最高のスパイスになります。
③ 安全な足場で、ルアー釣りの基礎が身につく
川の増水や滑る岩を心配することなく、平らな足場でのびのびとルアーを投げられます。後ろに木がない場所も多いので、キャスト(投げる)練習にはもってこい。「魚がルアーを追ってくる姿」が丸見えなので、初心者がルアー釣りの基礎を学ぶのには一番の近道になります。
3. 【奥多摩・東京トラウトカントリー】自然の渓流を活かした管理釣り場の魅力
僕が過去に2回ほど遊びに行った、奥多摩にある「東京トラウトカントリー」という管理釣り場は、自然の渓流をそのまま利用したロケーションが最高でした。
ポンド(池)型の釣り場とは違い、本物の川の流れの中で釣りができるため、ネイティブトラウトさながらの雰囲気を安全に味わうことができます。
基本的にはスニーカーでも楽しめますが、この釣り場のように自然の川を利用した場所では、ウェーダーを持っていると上流のポイントへ攻め上がることができて、何倍も楽しめるということに気づきました。もしウェーダーをお持ちなら、ぜひ持参してみてくださいね。
4. 【初心者向けルアー選び】エリアトラウトで釣果を出す「スプーン」の使い方
エリアトラウトは、ネイティブとは魚の狙い方や好むルアーが少し違います。
ネイティブではミノーのトゥイッチ(アクション)が基本ですが、管理釣り場でのんびり泳いでいる魚には、以下のルアーがおすすめです。
- 大定番の「スプーン」: 初心者はまず、1.5g〜2.5g程度のスプーンを持っていきましょう。アクションは不要で、一定のスピードでゆっくり「ただ巻き」するだけで、ヒラヒラと魚を誘って食いついてくれます。
- スプーンで渋い時は「クランクベイト」: 魚がスプーンに飽きてきたら、ブリブリと丸い動きでアピールするクランクベイトが有効です。
- 時折見せる「ミノー」: ネイティブ用のミノーを投げてチョンチョンと動かすと、反射的に飛びついてくる元気な魚もいます。
5. 【トラブル回避】行く前に絶対確認!管理釣り場ならではの安全とルールのマナー
最後に、エリアトラウトへ行く前に必ず釣り場のホームページで確認してほしいルールがあります。
それは、「バーブレスフック(カエシのない針)の義務化」と「シングルフック(1本針)の指定」です。
バーブレスフックのメリットの記事でもお伝えしましたが、魚を傷つけずにリリースするため、ほとんどの管理釣り場ではカエシのある針や、トリプルフック(3本イカリ針)の使用を厳しく禁止しています。
手持ちのルアーの針がルールに適合しているか、事前に必ずチェックして、必要ならペンチでカエシを潰すか針を交換しておきましょう。
まとめ:次の週末は、リュック一つで極上のリフレッシュへ!
都会の疲れを癒やす最高の気分転換、「エリアトラウト」の魅力についてお話ししました。
ネイティブトラウトのような険しい道のりも、重たい装備も必要ありません。
自然の音に包まれながらルアーを投げ、魚の小気味良い引きを味わい、釣った魚を美味しくいただく。初心者でも絶対に楽しい時間を過ごせること間違いなしです。
「釣りを始めてみたいけれど、川はハードルが高いな」と思っている方は、ぜひ次の週末、リュック一つでエリアトラウトへ出かけてみてくださいね!
僕が初めてエリアトラウトに行った時、ネイティブ用のミノーを激しく動かしても全く釣れず、隣でスプーンをゆっくり巻いている小学生が爆釣していて本気で悔しい思いをしたのを今でも覚えています(笑)。郷に入っては郷に従え、ですね。最近は仕事で頭がパンパンになると、ふとあの水音が恋しくなって、有給を取って平日ガラガラのエリアに逃げ込もうかと本気で企んでいます。
エリアトラウトで釣りの楽しさを知ったら、次はネイティブや道具の知識も深めていきましょう!

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