遊山メンバー
フジ
渓流釣りの危険と聞くと、熊やスズメバチを思い浮かべる人が多いと思います。
もちろんそれらも重要ですが、実際にはもっと気付きにくい危険があります。
それがマダニとヒルです。
どちらも小さな存在ですが、知らないうちに付着しているケースがあり、発見が遅れることも珍しくありません。
特に渓流釣りは草むらや獣道を歩くことも多く、知らず知らずのうちに接触している可能性があります。
今回は、渓流釣りで知っておきたいマダニやヒルの対策、付着してしまった場合の対処法についてまとめます。
マダニやヒルは「見えない危険」
アブやブヨは飛んでくるため存在に気付きやすいです。
しかしマダニやヒルは違います。
- 知らないうちに付着する
- 痛みを感じにくい
- 発見が遅れやすい
という特徴があります。
実際にヒルは吸血中に気付きにくく、マダニも服や身体に付着してから時間が経って発見されることがあります。
そのため、見つけて避けるというよりも、最初から侵入を防ぐ意識が大切です。
マダニとは?渓流アングラーも注意したい理由
草むらや藪に潜んでいる
マダニは木の上から落ちてくるイメージを持たれがちですが、多くは草や笹、低木などに潜んでいます。
そのため渓流釣りでは、
- 入渓前の草地
- 獣道
- 退渓時の斜面
- 林道脇の藪
などで接触する可能性があります。
特に足元や膝下への付着が多いため、ウェーダーやゲーターの役割は非常に大きいです。
感染症リスクも知っておきたい
マダニが怖いのは吸血だけではありません。
感染症を媒介する可能性があります。
もちろん過度に恐れる必要はありませんが、「ただの虫刺されだから大丈夫」と軽く考えないことも大切です。
マダニを見つけた場合の対処法
無理に引き抜かない
マダニは口器を皮膚にしっかり差し込んでいます。
無理に引っ張ると口器だけが残るケースがあります。
発見した場合は医療機関で除去してもらうのが理想です。
数日は体調変化を確認する
除去後も、
- 発熱
- 倦怠感
- 発疹
などがないか確認しておきましょう。
少しでも異変を感じた場合は受診を検討してください。
ヒルは川の中だけにいるわけではない
ヒルというと水中のイメージがありますが、実際には湿った山道や落ち葉の多い場所にも生息しています。
渓流釣りでは、
- 林道歩き
- 入渓前の藪
- 退渓ルート
などで付着するケースがあります。
しかもヒルは吸血時に痛みを感じにくいため、気付いた時には靴下が血で汚れていたということもあります。
ヒルが付いた場合の対処法
慌てず落ち着いて対応する
ヒルが付いていても焦る必要はありません。
まずは落ち着いて除去しましょう。
塩や専用スプレーが有効
塩やヒル専用スプレーを使うと離れやすくなります。
無理に引き剥がすより安全です。
出血が続いても驚かない
ヒルの唾液には血液が固まりにくくなる成分があります。
そのため少量でも出血が長引く場合があります。
清潔な状態で止血し、様子を見ましょう。
マダニやヒル以外にも、知っておきたい危険はたくさんあります。
- Step 1:渓流釣りの虫対策マニュアル!アブ・ブヨに刺されない服装と最強ギア
- Step 2:【渓流釣り】命を守る熊対策!熊鈴の選び方と熊スプレーの持ち方
- Step 3:【渓流釣り】鉄砲水とは?初心者が知っておきたい危険と前兆
最も効果的なのは「付かない環境」を作ること
肌の露出を減らす
マダニやヒル対策で最も効果的なのは露出を減らすことです。
- 長袖
- 長ズボン
- ゲーター
- 帽子
- ネックゲイター
などを活用しましょう。
地面や草の上に荷物を置かない
休憩時にザックや上着を草の上へ直接置くと、虫が付着する原因になります。
意外と見落としがちなポイントです。
釣行後のセルフチェックを習慣化する
車へ戻った時と帰宅後の二段階チェックがおすすめです。
特に、
- 足首
- 膝裏
- 腰回り
- 脇周辺
などは確認しておきたいポイントです。
まとめ:気付きにくい危険だからこそ知識が大切
マダニやヒルは、熊や鉄砲水のように目立つ危険ではありません。
しかし、だからこそ対策が重要です。
服装や事前準備、釣行後のチェックを習慣にするだけでもリスクは大きく下げられます。
安全に帰宅するまでが渓流釣り。
ぜひ次回の釣行から意識してみてください。
フジ

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